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小児のインソールについて【子ども医療費助成申請手続とは】

mysole®

2021.05.17

子ども医療費助成申請手続きとは?

 

昨今、小学生も足のトラブルでインソール(mysole®)を処方される方が増えてきました。

 

お子様が病院で保険適応のインソールを作製された場合、加入保険組合からの還付手続きの他、各自治体にて子ども医療費助成申請を行う事ができますのでご紹介致します。(子ども医療費受給資格書をお持ちの方のみ)

 

子ども医療費助成制度とは?

 

健康保険診療の範囲内で本来自己負担となる医療費を助成する制度となります。

足底装具(インソール)は治療用装具として、一旦費用の全額(10割)をご負担頂いた後、各健康保険組合に申請する事により自己負担額を差し引いた額(3割自己負担なら7割)が還付されます。

更に『子ども医療費助成制度』として各自治体に申請する事により自己負担額(3割)から助成されます。

助成を受けるには、まず「子ども医療費受給資格証」の交付申請をする必要があります。助成金額、対象、申請方法などは各市区町村でご確認下さい。

 

 

子ども医療費助成制度は全国にありますか?

 

はい、全都道府県、全市区町村で実施されています。

ただし、子どもの医療費を助成するという目的は同じでも、自治体によって制度名が異なり、『乳幼児医療助成制度』『小児医療費助成制度』『子ども医療費支給制度』などと呼ばれることもあります。

 また、対象となる年齢もそれぞれ異なり、中学卒業以上が大半になっていますが、就学前までの自治体もあります。

その他、所得制限を設けていたり、全額補助してくれる自治体もあれば、一部自己負担が必要になるところもあるといった違いもあり、その範囲は全国一律ではありません。

 

助成手続きはどのようにするのでしょうか?

(例)各種健康保険加入、自己負担額3割の場合

 

(1)加入医療保険は何ですか?

▪全国健康保険協会(協会けんぽ)、共済組合、組合保険  ⇒(2)へ

▪国民健康保険⇒(4)へ

 

(2)各健康保険にて還付手続きを行います

一旦、医療機関又は装具会社にて足底装具の費用を全額(10割)ご負担頂いたのち、各保険申請先に還付手続きを行いますと7割が還付され、実質の自己負担額は3割となります。

手続きが完了いたしましたら、『療養費等支給決定通知書』または『療養費等支給状況証明書』が届きます。

【還付申請に必要な書類】 

▪意見書(※)

▪領収書、明細書(※)

▪療養費支給申請書

 

※療養費の支給決定後、ご提出書類の返却はされません。
自治体等の医療費助成の際は領収書などのコピー又は原本の提出の要否について事前に自治体等へご確認ください。

 

 子ども医療費受給資格証はお持ちですか?

▪ある→ (3)へ

▪なし→ (2)のみ

 

(3)各自治体にて『子ども医療費助成申請手続き』を行います

保険者より『療養費等支給決定通知書』が発行された後、手続きを行ってください。

自己負担3割から各自治体により全額又は一部助成されます。

【申請に必要な書類】

▪保険者が発行する『療養費等支給決定通知書』または『療養費等支給状況証明書』

▪健康保険証

▪印鑑

▪受給者証(または資格認定通知書)

▪通帳など振込先口座のわかるもの

▪意見書のコピー(※)

▪領収書、明細書のコピー(※)

(※)コピーでは受付できない地域もございますので事前にご確認下さい。

 

 

(4)各市区町村の国民健康保険窓口にて還付手続き、『子ども医療費助成申請手続き』が行えます

一旦、医療機関又は装具会社にて足底装具の費用を全額(10割)ご負担頂いたのち、還付手続きを行いますと7割が還付され、実質の自己負担額は3割となります。

子ども医療費受給資格書をお持ちの方は、同時に申請が行え、自己負担3割から各自治体により、後日全額又は一部助成されます。

【申請に必要な書類】

▪健康保険証

▪印鑑

▪通帳など振込先口座のわかるもの

▪意見書

▪領収書、明細書

▪受給者証(または資格認定通知書)

 

子どものうちからインソールは必要なの?

 

各コラムをご覧ください。

▪今、子どもたちの足が危ない①

▪今、子どもたちの足が危ない②

▪今、子どもたちの足が危ない③

▪小児疾患対するインソール

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