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マイソール協会コラム
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Columnマイソール協会コラム

小児疾患に対するインソール

足部

2019.11.13

現代病の一つとして、足の障害が挙げられます。

 

今日では、高性能な靴の流通や道路の補整などにより、身体にとっては負担の少ない環境整備が進むにつれ、足でのバランスを取る機会が減ってきているという現象が起きています。

 

つまりは、裸足でバランスを取る習慣が無くなってきている、また地面が平らなところばかりで砂利や芝生のような不整地が少なく、足に過酷な状況を与える機会が減り、足の周りの筋肉が衰えてきている、という世に中になってきています。

 

そういった意味では、足の病気も生活習慣病のようなものと捉えています。

 

これは、大人だけでなく、子供にも同じことが言えるのです。

 

近年では、特に子供は運動する機会が無くなってきており運動能力テストにおいても下降の一途をたどっています。

 

これと比例して、筋肉の使えない扁平足が増えているのが現状です。

 

私は、これまでにケガをもつ子供や発達障害を持つ子供に対しても、足から身体を支援する活動を積極的に行ってきました。

その中でもインソールを処方することは、私の得意分野の一つでもあります。

 

最近では、発達障害を持つお子様に対して、歩行能力を高める、足の力を出しやすい状態にするインソールを手掛けており、その動作の変化に親御様も驚いておられることを多く経験してきました。

 

当方で処方するマイソールは、ただ足型を採って作るだけではありません。

 

子供の動作、つまり歩き方や身体の悪い癖を観察して弱点を見抜き、その弱点に対して、特殊なゴムのようなパッドを足裏に貼り付けて形状をデザインしています。

 

この技術は、特殊な技術と知識を有しているマイソールマイスターのみが行えるものです。

 

 

 

写真は、14㎝のサイズのインソールです。

とてもかわいいデザインに仕上がりました。

 

 

 

足でお困りのお子様の発達支援をいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。

 

またインソールの紹介は本ホームページ上にございますので、ご興味のある方は、是非ご覧ください。


理学療法士  山口 剛司

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