

Columnマイソール協会コラム
療法士の未来像について考えてみる
その他
2022.01.21
2022年、個人的にはmysole協会一発目のコラムですので、気分一新書いていこうと思います!
令和3年度リハビリ国家試験までもうすぐ
さて、今年度ももうすぐPTOTST国家試験が近づいてきてますね。
2022年2月20日、ですね(STは19日ですね)!
毎年この時期になると思い出します。あの前日の最後のあがきを。。
前日にやったところがかなり出てなんとか合格したのを昨日のことのように覚えています。
今年試験の方々、心から応援しています!さて、ここ近年は毎年約10000人のPTが誕生しています。
OTはだいたい5000人前後。
独立開業の流れ
結構こういう記事は多いと思いますので皆さんもご存知のことかとは思いますが、、
なかなかここ最近の医療業界の動向からしますと、療法士の未来像はどうしても明るく描くことが難しい状況にあると思います。かと言ってどうしたらいいものか?
とも思います。そう、これに関しては答えらしい答えはまだありません。
独立、という発想になる方もいるでしょう。
しかし以前の記事でも
独立志向があってもなかなか難しいこと、たくさんありますよ!という記事があったかと思います。
これからのリハビリ職に必要な知識
これから私たちリハビリテーション職にとって必要な知識、ですが、皆さんが思っているよりも「医学的」知識だけではなくその他の知識になってきます。
そして、さらに大切で重要なことをお知らせします。
それは、「知識」でとどめないこと、です。
この数年、情報は以前よりも格段に得られやすくなりました。
ある論文では、以前まで情報を得るのに50年要していたことが、この2、3年は30分で得られるようになった、とのことです。
これ、驚くべき差ですよね。
つまり知識の価値は以前と比較して大きく変わった、と言えます(一概に価値が下がったとは思いませんが、価値基準に大きな変化があったとは言えるはずです)。
具体的に必要なスキル
では知識とは別に得るべきこと、とは?過去にも何度か書いていますが、
・コミュニケーションスキル
・ネゴシエーションスキル
そして
・確実に顧客に満足を与える技術
・セルフマネジメント
・税関連
などの生き抜くスキルなどがそれにあたるかと思います。
先程の以前のコラムにも書きましたがこれらも「道具」です。
頭で得る知識を技術に変えていくには実践、そして共通の価値を持つ仲間たち、です。
今年、私たちmysole®︎協会は、今までよりもさらに様々な形で皆さんに上記の価値を見て、触って、感じていただきます!知識で終わらず、生き抜く力を共有していきましょう。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
一般社団法人 mysole®︎協会 理事
理学療法士 森本義朗