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ケーススタディ vol.2

足部

2021.03.18

扁平足と小趾側荷重機能について

 

さて、もう少し小肢側荷重の重要性について、臨床例を挙げて説明していきます。

 

一般的に扁平足は、悪いというマイナスのイメージがありますし、こんな私自身も実は扁平足です()

 

しかし扁平足は、悪いわけではありません。

 

足のセミナーの中で、この話はよくさせていただいておりますが、扁平足は内側縦アーチが降下した状態であるということは間違いないのですが、見た目に捉われすぎないことです。

 

要は、良し悪しの見極めが重要なのです。

 

つまり扁平足でも良い場合がたくさんあるし、対極の凹足でも、悪いケースが多々あります。

ではどう判断するのかは・・・

 

動作時の足の使い方を観察することです。

この方法が最もその方の個性を捉えるのに、適しています。

 

何度も言いますが、形に捉われてはいけないということです。

 

身体以外にも物事には、表面にあるものと隠れているものがあります。

 

大切なものは、表面にはでていないのですが、少し視点を変える、刺激をすることで表にでてきます。

 

つまり、これが運動という刺激を与えたときに、どう応答してくるのかを観察するということです。

 

扁平足の場合は、大部分の方が、母趾側荷重が強調されています。

この荷重パターンを繰り返し行うと、たちまち扁平足は重度化して、疼痛を来すことになります。

 

重要なことは、足部の回外筋に関する筋肉の機能を高めること、母趾以外の足趾の屈曲【特にMP関節屈曲】の機能を高めること、が重要なのです。

 

この二つをしていると、小趾側での荷重機能も高まり、扁平足に多い回内運動を制動する作用が高まります。

 

このように形は、筋機能によってどうにでもなるということを大切にしてほしいと思います。

 

次回は、扁平足に対するエクササイズを紹介します。

 

 

理学療法士 山口 剛司


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