

Columnマイソール協会コラム
手より足がモノをいう
mysole®
2020.02.13
最近、体を動かす機会がめっぽう減ってしまい、友人おすすめのボルダリングジムに訪れました。
そもそもボルダリングとは何なのか?
なぜ筋力だけではなくメンタルも鍛えられるのか?
『ボルダリング』とは、
ロープやハーネスを扱う複雑な種目であるクライミングの練習用に考えられたものであり、登っている間は余計なことは考えず常に自分の姿勢や手足の感覚に意識を集中させることで瞑想に近い効果が得られるため、メンタルが鍛えられるのだそうです。
まずは初心者コースから開始!
ホールド(壁に設置された突起物)の数も多く、掴みやすい形状のもので構成されていたので簡単に踏破できましたが、繰り返しチャレンジしているうちに、だんだん登るのが厳しくなってきました。
インストラクターにチェックしていただくと「握力に頼り過ぎている」と「足が疎かになっている」ということでした。
私がボルダリングに持っていたイメージは腕力、握力そして背中の筋力を頼りに体を引き上げていくというものでしたが、
実際は足でホールドや壁をグリップして可能な限り握力を温存しながら壁を蹴上がるのが正しい登攀方法でした。
足のグリップが重要となるならば・・・
とmysole®をレンタルシューズに入れてみました。
シューズが少し窮屈に感じましたが(※靴の種類によっては使用できないものもございます)
ボルダリングのシューズは攻めるならばタイトなものが良いと聞いたので試してみました。
ホールドに足をかけるときは基本、爪先のみを引っかけるかたちになるので効果をそこまで実感できませんでしたが、平らな壁を蹴って上に登るときは足を滑らせることなく行きたい方向に正確に力が伝わり、楽に体を運べるような感じが得られました。
今まで足なんて大して使わないと思っていた種目でも、ボルダリングのように本当は足の使い方がとても重要なものが多くあるのかもしれません。
mysole®は様々な競技者たちのポテンシャルを引き出す可能性を持っていると思いました。
今回のように自分の思い込みで可能性を狭めてしまうことのないように、今年は肉体改造も兼ねて今まで関わることなかった物事に触れていき、多種多様な悩みを抱えた人たちのお役に立てればと思っております。