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足部Tips~後足部の重要性~

足部

2025.04.09

今回のコラムでは後足部の重要性についてお話していきます。

後足部の重要性

後足部は足部全体の柔軟性や固定性に関与する非常に重要な部位です。

近位・遠位関節への運動連鎖にも大きく関わるキーポイントとなります。

後足部回内は足部全体の柔軟性を高め、回外は剛性を高める動きとなり、荷重点の変化によってこの回内外の運動の切り替えがきちんとできることが理想です。

足部を中心に下肢の慢性疾患においてはこの運動の切り替えができていないパターンが非常に多い印象です。

距骨下関節

後足部の中で最も重要な部位が距骨下関節

距骨下関節は安定性を求められる部位であり、距骨下関節のアライメント不良は中足部~前足部や距腿関節、膝関節のアライメントへも大きく影響してきます。

距骨下関節がなぜ「安定性」を求められる関節なのか。

一つの考え方として、Joint by Joint Theory(JBJT)をご紹介します!

Joint by Joint Theoryとは

 

人間の関節は「可動性を主要な機能とする関節」「安定性・固定性を主要な機能とする関節」が交互に積み重なっているという理論。

この関係性が崩れたとき、慢性障害が起こりやすいとされています。

それぞれの関節が本来の役割を担うことで関節同士の共同した運動が行え、動作が効率よく遂行できるようになります。

距骨下関節の不安定性

JBJTに基づくと、距骨下関節は「安定性」の関節に分類されます。

距骨下関節が不安定になることで隣接関節との共同した運動は破綻し、足部の慢性疾患の大きな原因となることが多いです。

また、距骨下関節は足部の中でも「舵取り」を担っている関節であることから、この関節の安定性の欠如は足部全体のバランスの低下に大きく関わってきてしまいます。

距骨下関節が安定していることで、中足部から前足部にかけての運動や距腿関節・膝関節の円滑な運動コントロールが行えます!

距骨下関節の不安定性から考えられるリスク

  • ・中足部~前足部にかけてのアライメント不良

荷重点の偏移→足部アーチ機能の低下、外反母趾、モートン病、足底腱膜炎など

  • 距腿関節の影響

捻挫や慢性的な足関節周囲の痛み→足OAにも繋がる

  • ・膝関節への影響

膝関節靱帯損傷や膝OA、膝蓋腱炎、腸脛靭帯炎など

 

動作が原因となる慢性疾患において、距骨下関節(後足部)の評価は非常に重要!

 

 

足部は身体の土台。

その中でも後足部は足部全体のバランサーであり、後足部の評価を正しく行えるかどうかで治療効果に差が出てきます。

足部の評価は細かく見ていくとキリがなく、思考もごちゃごちゃになりやすいですが、まずはシンプルに後足部だけを評価するのも解決の糸口になるのではないでしょうか。

さらにmysole後足部のコントロールを重視しているインソール。

日々の臨床における治療効果の維持・増大にも力を発揮してくれます。

 

mysole協会 鷲﨑 翔太

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