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シューズの機能を確かめる3つの方法

足部

2022.04.18

 

「どんな靴を選んだらいいの?」

 

 

 

医療現場で働いているとこのような質問をされることが多いかと思います。

 

最近のシューズは多種多様の機能を備えたものが多いため、どのシューズを選んだら良いかすごく悩みますよね。

 

そのような中でも、シューズの機能やパーツごとの役割を知っていれば、いざ質問された時にアドバイスできることが増えると思います。

 

 

今回は、セルフでできるシューズの機能を確かめる3つのポイントをお伝えしていこうと思います。

 

 

 

 

 

①踵部分を強くつまんでみましょう

 

 

シューズによって異なるのですが、ヒールカウンターという芯が入っているシューズは強くつぶしても硬くて形崩れしません。

機能としては、ヒールカウンターがあることで、踵骨が安定し、歩行時の踵接地から前方への推進力が働きやすくなります。

 

 

 

 

 

 

②シューズの踵とつま先を握って捻ってみましょう

 

 

ここでは、シューズの捻じれの程度を確認していきます。

右写真のように明らかに容易に捻じれてしまう素材が柔らかいシューズは、形状を元に戻す力が強く働かないため、地面を強く踏んだ際に反発力を得ることができません。

捻じれの制動が弱いシューズを長時間履き続けると足底腱膜への負担も増え足のトラブルに繋がることが想像できるかと思います。

 

 

 

 

 

 

③つま先を反らせてみましょう

 

 

つま先を反らした際の反発力を確認します。

この反り返る部分は、ボールジョイントといわれる足趾の付け根の部分にあたります。

手で反り返した時に戻ろうとする抵抗感が強い場合は、蹴り出しをサポートしてくれるシューズと判断ができます。

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。

 

 

以上3つのポイントを挙げましたが、色んなシューズを触り比べてみて判断していただけると感覚がつかめてくるかと思います。

是非この3つのポイントを意識してシューズの機能を確かめてみてください。

 

理学療法士 井上

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