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リハビリ職種なら絶対に抑えておきたい 足部の機能⑧ 【Rocker functionについて】

足部

2022.03.04

今回はrocker functionについて

リハ職種の方なら一度は耳にしたことがrocker function。

 

スライドを使ってまとめてみましたのでご覧ください。


歩行には3つの回転軸が存在する

踵接地をした直後、踵を支点としたheel rocker

次に足底全体が床面に接地した後、足関節を支点とした ankle rocker

最後に踵が持ち上がりMP関節を支点としたForefoot rocker

これら3つの回転軸で衝撃の吸収や前方への推進力の供給を担い、オートマチックな歩行を実現させている


踵骨を軸とした回転

動員される筋はほぼ遠心性収縮になるため、着地時の衝撃吸収に大きく関与

距腿関節の構造から底背屈0°で足部の可動性を制限させることで安定した踵接地が可能となる

さらに瞬間的な踵外側から踵内側への接地が足部の骨性の安定性をもたらし衝撃の吸収や様々な路面環境に適応する


膝疾患とも非常に関連が深い事が分かります



距骨滑車を軸とした回転

徐々に足部が回外していき足部剛性を高めなければ前足部荷重も安定しない


 


クロスサポートメカニズムで離地した後足部~中足部の安定性を担保しながら前足部荷重へ。

MP関節の伸展がウインドラス機構を活性化しつつ、つま先離地。

いかがだったでしょうか。

人間の身体って本当によくできているなぁと改めて感心しました (笑)

それでは今日はこの辺で!!

理学療法士 芋川雄樹

 

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