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2022年度診療報酬改定について

その他

2022.02.10

2022年度の診療報酬改定について、徐々にわかってきていますので、こちらでも徐々にシェアしていこうと思っています。

そしてやはりmysole®マイスターに価値が出てくる流れだなぁと改めて感じています!

それでは少しずつ見ていきましょう。

整形外科クリニックに関連する個別改定項目一覧

 

2022年度の診療報酬改定における改定の基本的視点と具体的方向性としては、

 

①新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築
②安心・安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進
③患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
④効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上

 

が挙げられます。

 

この中でも特に整形外科リハビリテーションに関わるものは

③の中にある

・疾患別リハビリテーション料の見直し
・リハビリテーション実施計画書の署名欄の取扱いの見直し

 

です!

 

一つ見ていきましょう。

 

・疾患別リハビリテーション料の見直し

こちら、点数自体は変化なさそう、ではあるものの150日を超えてリハビリテーションを行う場合、月に1回以上機能的自立度評価法立度評価法(FIM)を測定していることが要件化されます!

ここ結構要チェックかなと思われます。というのも今まで外来でFIMを評価項目に入れていないところもあるかなと想定されるからです。

 

そもそも外来リハでFIM!?という方もいらっしゃるのでは、、?

 

やはりここでもADLの要素が問われ始めている、と断言できるわけなのですが、正直外来リハでFIMの変化はかなり難しいのではないかと思います。

FIMの天井は結構すぐに行ってしまいますからね。

 

少なくとも将来的には確実にADLの要素が重要視されていく、と言えると思います。

 

はい、はっきり言って厳しい時代です。

 

 

・リハビリテーション実施計画書の署名欄の取扱いの見直し

こちらは「計画書の署名が困難な方または、当日の署名を忘れた場合、内容説明・同意・診療録への記載がなされていれば、署名はなくても良い。」とのことです。

こちらに関しては現実的な見直しかな、という印象ですね!

 

 

mysole®マイスターに価値が出てくる流れ

さて、冒頭にも言いましたがやはりmysole®マイスターに価値が出てくる流れ、です。

 

FIMが入ることでADLが重要視される、という話はしましたが、実際のところ機能面や満足度の部分も多いと思います。

だからこそ、より満足度の高いアプローチ、人間関係、サービスなどは問われてきます。

 

実際にICT、ビッグデータ、オンラインサポート、予防など、これからの医療の形が垣間見える今回の改訂は、その序章とも言えると思います。

 

そんな時、我々リハビリ職種のできること。それは現場でアナログに、満足度を上げるアプローチではないかと思います。

 

なんでも非接触でオンラインの時代にこそ、現場はアナログな満足度の高いサービス。

 

スマートフォン。

スマートエイジング。

スマートシティ構想。

 

なんでも「スマート〇〇」な時代だからこそ、療法士にとってこれからのキーワードは「アナログ」かと思います。

 

クリニックも医療保険のみで勝負しなくなる時代です。

 

マイスターはそんな療法士にピッタリの資格です!

 

理学療法士

森本 義朗

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